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2017年4月24日 (月)

Pioneer 696AV - 改造2

改造2 クロック交換

!!!注意!!!
本改造をするとメーカーの保障が受けられなくなります。
また、本サイトの記事を適用した結果によって DVD プレーヤーが破損したり、改造中に感電、やけど、改造中のミスによる発火、部品の燃損をする可能性があります。本サイトの作者は一切保障、損害賠償の責任を負いませんので、ご注意下さい。

はじめに

プレーヤー改造の参考になるページがないか、インターネットで検索していると、プレーヤーのクロック交換で音質が向上したと書いてあるページがあり、私も次の改造はクロック交換にしようと思った。

プレーヤーに使われているクロックの精度は良いほうが音が良くなるとのことなので、プラクトサウンドシステムから、高精度水晶発振器を購入し、交換を試みた。

部品

  • 高精度水晶発信器
  • ユニバーサル基板
  • 水晶発信器用の電源
  • コンデンサ
  • 可変抵抗

Pioneer DV-696AV には、下の図のような27MHzの水晶振動子が使われている。DVDプレーヤーは3Vの水晶振動子が使われていることが多いと書いてあったので、3Vで27MHzのものを注文した。
その他に、水晶発信器を乗せるためのユニバーサル基板、水晶発信器を乗せるためのICソケット、水晶発信器用の電源キット、デカップリング用コンデンサ、可変抵抗を用意した。
696clockorg

改造

水晶発信器用の電源は、DVDプレーヤーの電源が切れている時でも供給されていなければいけない(電源ボタンが押されたら、3V、5V(ロジック用)、6V(DVDメカ用)、12V(OPAMP用)の電源が供給され、動き出す)。
そのために、電源用の14ピンコネクタの3番目に12Vが来ている(電源が切れているときも供給されている)ので、この12Vを定電圧回路を通して水晶発信器に供給することにした。
水晶発信器用の電源は下図のようなLM317互換の定電圧電源キットが最寄の梅澤無線電気で販売されているので使用した。

696clockp1

ユニバーサル基板上にICソケットを取り付けてこの上に水晶発信器を取り付ける。さらにユニバーサル基板の裏に、水晶発信器用の電源、GND、クロック出力用に配線し、定電圧電源と接続する。

696clock

696clock2

定電圧電源キットに使われているコンデンサは、手持ちのニチコンFineGold、Sanyoの1000uFコンデンサ、1uFの積層フィルムコンデンサと交換している。
水晶発信器の電源部分は、写真のように銅箔テープを使用してなるべく太くなるように配線し電源のデカップリング部分は以下のようにした。

1.水晶発信器の電源ピンとGNDピンの間に10uFの積層フィルムコンデンサを接続
2.水晶発信器を乗せているICソケットの水晶発信器側にも10uFの積層フィルムコンデンサを付ける(写真には写っていないが)
3.水晶発信器を乗せているICソケットに100uFのOSコンを付ける
2,3はICソケットの該当ピン部分に電源とGNDが来るようにして容易にコンデンサをつけることが出来るようにした。
容量は手持ちの部品を流用したので適当だがこれで良い気がする。あとは、水晶発信器のクロック出力端子へ直列に可変抵抗を入れて、クロック信号のオーバーシュートを防ぐ。
後は、DVDプレーヤーに元から付いていた水晶振動子を取り外し、クロック用回路についている余分なチップコンデンサを取り外す。水晶振動子を取り外した後にあいている穴のうち、左の穴がMT1389EXEのクロックイン端子とつながっているので接続する。
後は電源を入れるだけとなるが、電圧可変の定電圧キットを使用しているので、定電圧キットから3Vが出力されるように調整をする。そしてスイッチオン。

正面パネルにLoadingと出てディスクが普通に回りだしたので改造は成功のようだ。

効果

当初はOPAMPとコンデンサの交換の時にした改造と比べて音のきれいさがなくなって、あまりぱっとしない音になったみたいに感じた。
原因は水晶発信器周りの電源がまずかったようで、水晶発信器の電源周りを銅箔テープで強化したり、積層フィルムコンデンサを追加(最初はつけていなかった)して、最終的にこのページに乗せたような改造にしたところとても良くなった。

音の綺麗さが増し、ホールで音楽を聴いているときのように響く感じが元のプレーヤーより強くなり、音に奥行きが出てきたように感じる。今回の改造直後にDVDプレーヤーで使われている電源の一部を外付けとして電源の強化をしたのでさらに良くなったと思う(改造3としてページ追加予定)。